New Horizon     

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ありそうでなかったセクシー画を撮りました。被写体はFTM当事者と一般女性です。

プロフィール

PHOTOGRAPHER 新井 亮 Arai ryō

「FTMの文化創り」の一貫として、スルーできない問題でもあり、つまるところの「セクシー画」を写真で表現してみたい、という要望に応えてくれた名古屋のフォトグラファー。 
一般男性。

【略歴】
煙突ガ王 新井 亮(あらいりょう)
1975年生まれ。
TVディレクターとして8年勤務の後、
転職し、フォトグラファーとして現在9年目に突入。
ポートレートから料理、商品写真まで、ロケ出張撮影を得意とする
名古屋を拠点とするフリーランスフォトグラファー。
現在、「雑誌 東海ウォーカー、ぴあ、るるぶ等 他、ウエディング、HP用写真、舞台写真など」を
主に撮影。

過去の作品
2007年 自主制作映画「こるせっと」を製作。脚本、撮影、編集、監督を担当。
2010年 尾野真千子主演映画「心中天使」で助監督を担当。




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MODEL はづき Hazuki

一般女性。
ストレート。
1985年生まれ。
の中でほぼ見かけることが無い、「FTMと女子の絡み写真」を今回実現させてくれた協力者。
ポーターなどのパスグッズを身につけたFTM当事者にとって、女性へのカミングアウトは難関であるという話に対し、「足りない部分を補うことで自信を持てるならどんどんやればいいと思う。女だって胸やお尻に、ふくらみやラインを綺麗にみせるためのものを使う人もいます。
つうと少し違うことを引け目に感じるより、違うからこそ他にない視点があることに自信を持ったほうが魅力的だと思います。女からみたSEXの場合、本当に自分を求めてくれる相手であれば、カラダがどうかということより、重要なのは精神的な充足感のほうです。」、と。
一般男性のカラダの作りと自分のカラダを比較しがちなFTMにとって、大変ありがたい言葉でした。
写体として、一女性として数々の助言も頂きました。誠意ある多大なご協力に、この場をお借りして御礼申し上げます。




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MODEL コジロー Kojirō

FTM当事者。
ストレート。
飲食店勤務。
1977年生まれ。
15年前にホルモン治療を始め、乳腺切除、子宮摘出等の手術を経て現在に至る。戸籍は男性に変更済。
世間からみたFTMの「安全なオトコ」のイメージを払拭したい、と考えるうちの一人。


せっかくなので、
きっとみんな気にはなっているけど、日頃なかなか聞けないコト、聞いてみました。

「男目線でみると、正直、そんなにエロくはないと思います。綺麗です。少女マンガのような構成だからかわかりませんが、女性からの反応がすごくて驚きました。相手の女の子の方に感情移入してるってことを知って、ちょっと恥ずかしかったです。
僕らにとっては全然ふつうだと思ってても、一般の人からすると、そもそもSEXが成り立つのかどうか「謎」だそうで・・。本番こそありませんが、ふつうとなんら変わりない絡みをみてもらうという意味でも、良い写真ではないでしょうか。

当事者同士って、案外、シモの詳しい話をそんなにしないかもしれません。禁断とかじゃないんですが。連れ立って風俗へいくという話もあまり聞きません。そういうのもあってか、メンズ社会の一般的なノリになかなかついていかない訳です。一般の方からみると、なんか若干浮いてる感じだとか。
自分の場合もですが、女のカラダだったらなんでもいいって事がほぼなくて。そういうのは小学生くらいで終わってしまいました・・。好きな相手とのSEXを凄く重要視してるとこはあります。超純情。乙女男とも言います(笑)。だから、軽いようではいけないという強迫観念みたいなのが、大半の当事者には有るんではないでしょうか。ほんとは息苦しいんじゃないかなとおもいます。
女性との恋愛を含んだ人間関係に特化すると、僕らは昔から女友達が多いだけに「いい男ともだち」の立ち位置が定着しやすい性分だと思います。キャリア長いので演じるのもすごく上手いですよ(笑)。ふつうに女子の輪に溶け込めてしまう。そんなんだから、異性として意識される機会が少ない・・。でも、せっかく自分で選んだ性別で生きてるはずなのに、仕方のない欲求を抑えつけてまで、「女性に嫌われない男」になる必要無いんではないかと。追ってこその恋愛ですから。
女性から「なんだコイツ」と思われることを気にしないほうが、きっと、もっと楽しく人間関係つくれるかも、と、僕は思います。
そして、今回この写真にFTMとして参加できて、ほんとによかったです。意義深さも合わせて。撮られるのも悪くないなと思ったり、なんせ開放的になれました。今回僕は下半身を見せてませんが、パンツ脱いでもよかったです。むしろ撮ってほしかったです。
この先、陰茎型エピテーゼ(体の表面にノリで付ける人工物)とかを付けずにそのまま絡むAV男優が、日本人でもたくさん生まれればいいな、とも思いました。一般男性や僕らがそれをみても、あまり興奮しないかもしれませんが・・(笑)」

「着る服によっては下半身のパスグッズを付けるかどうかで悩むことがあります。パスグッズをつけた上に履いたチノとかは、グッズの型がついて少しゆとりができるので、グッズなしでそのまま履くこともあります。
女子と会うときは、その型付きを履くことが多い気がします。でも、細身のスーツやジーンズの時は付けてます。
SEXをしたいと思う相手にはどの道、パスグッズのカミングアウトももれなく付いてくると思うので、頃合いをみて言います。簡単には言えませんが、下の手術の話になったら伝えやすいですね。気合いがいりますけど。」

「体位とかは世の一般男性とそんなに変わりないと思っていますが、自分の感覚が相手の奥にまで届かないだけに、相手の体内をいかにアソコで感じるかが永遠のテーマになってしまっています。
ホルモン注射を打つと、陰核が男性の陰茎の形に肥大化しますが、自分の場合は直径1cm×長さ3cm程度、すごいミニチュアサイズなので、小さすぎて入れません。質の良い形成手術をしない限り、このまま一生、女性の中の「良さ」を知らずじまいでいるのは悔しいですね。だからこそ、少なくとも自分にとって、SEXはすごく重要で繊細な問題です。
男女共に、どうやってするの?って、僕らはよくきかれますが、人によって様々ですよ、と答えてます。特別なことしてる気分は全くないです。
みなさん気にされるのは、例の「穴」を使うのかどうか、ですね。感度も人によりけりなので、なかには穴を使う人もいます。一般男性の尻攻めしてもらうのが好きな感覚と似たもの、と言ったほうが理解しやすいんでしょうか。
「キモチ良ければなんでもいい、性別なんて関係ない。」という人もいれば、逆に、自分の体の女性的な部分を全否定する当事者もいます。
自分の場合は子宮摘出手術の際に、穴は軽く閉じてあるので、使うことはできません。中の感度もゼロです。今だからふつうに言えますが、女性の体の頃にもっと開拓しておけば良かったな・・と、思うこともあります。よく、女の体のほうが男より気持ちイイといいますが、本当かもしれません。確かにスゴイ。すごかった(笑)。でも、その感度をなくしたことについて後悔してるわけではないです。「あのころのアレは良かったなあ」っていう程度です。
ただ、基本、入れられたいわけではありません。プレイの一貫で、あってもいいかなと思うだけで。
とにかく、僕らは、入れるサイズのモノも種もないのに、「出したい」欲求があるんです。完全に「男」として、女性を抱いてます。

もちろん、セクシャリティは様々なので、FTMでゲイ、またはバイセクシャルの人もいます。混乱するかもしれませんが。

の場合はSEXの時、道具使うのがめんどうになってきたので、指と舌のみを使ってます。一緒にキモチ良くなるために、頑張りすぎて手の筋がどうかなっちゃうこともあったり・・。体位は、上に乗ってもらうのが一番ラクで、バックは一番疲れます。片手は女の子の下のほう、もう片方は胸とか触りますが、なんせ片手しか空いてないのが辛いところ。両腕で彼女を抱きしめながら果てるのが夢です。
ちなみに、いろいろしてもらうのも大好きなので、大胆に襲ってくれる女性が好みです(笑)。」

「女子からの要望の一つに、パスグッズを付けても構わないが清潔を保つことが大前提、とのことでした。なるほど、というかんじです。僕はヘタなので使用してませんが、排尿用とかはやはり気を使ったほうがいいんでしょうね。いろんなパスグッズがありますが、自己満足だけにならないことが大切ですね。」

ちなみに、SEXする予定で女性と会う時は、基本NOネズミですよ。使って欲しい、ってことなら別ですが・・。
下半身のみた目にさほどこだわってはいませんが、いるときはいる。いらないときはいらない。
風俗行く時は、もちろんNOネズミです。道具プレイのオプション付いちゃうから笑


女性に対しても勿論ですが、生活圏で関わる人々に「気にさせない」ことが目的でもあるパスグッズ。
要所で使いこなせれば、それこそ「大人の対応」というものだと思います。



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